福島の真弓ちゃん&遠藤さん
11年前に八代さんのウルトラ100キロに参戦する為に岩手まで一緒に行きました。夜0時スタートして真っ暗な大東町の山の中や川の中をお昼過ぎまではいずりまわりました。コース下見をした八代さんが熊に出くわして、レース当日は大東町役場の人達が夜中じゅう、熊対策に鐘を鳴らしつずけていました。私は今その時の事を思い出しています。
レースが終わり三人で真弓ちゃんの家に戻り、スタッフだったご主人が疲れていた私を癒してくれる為にJAZZを流してくれました。
「ビルエバンス、あのジャケットの絵が好き」
そう言った私にご主人はレコード棚から探してかけてくれました。
静かに流れるJAZZの音楽に耳を傾け、真弓ちゃんと私は桃をむきました。
「宮ちゃん!何よその桃のむき方!」
下に落ちた桃の皮を見ると違いがあきらかでした。ものすごく薄い皮と桃の実が分厚くついた皮。むいた桃を持って二人はおもわず笑ってしまった。
部屋の中は「ミスティ 、山本剛」のセッションが流れ出した。
その次の年もウルトラ100キロに魅せられて三人で岩手まで遠征しました。
その度に真弓ちゃん家に泊めてもらいました。ご主人の自転車倉庫で私のイエティを整備してもらいました。
真弓ちゃん!
私はあれから林檎で皮むき練習して薄くむけるようになりましたよ。いざ勝負。
遠藤さん!
JAZZ聞きに行きますよ。
待っていてくださいね!
宮ちゃんありがとう!
福島駅の改札口から、でかいザックを背負ってとても日本人とは思えない変なのが出て来た。
ザックの天辺にちょこんとメットが乗ってる…
こいつかあ!?!?!?
それから宮ちゃんと一緒に過ごした時間はものすごく濃密で楽しかったね。
自分が腕時計が嫌いだからって、レース前の必死で仮眠とろうとしてる私の手首を何度もぐいっと回して時間確かめたり、私ならまだ絶対大丈夫なコンビニおにぎりを「ほかしちゃえ!」なんて捨てるし…。
なんてヤツだ!!!と思ったけどさ。
でもバイクで遊んでるいるうちに妙に気持ちが通じちゃったよね、兄弟以上にずっと昔から知ってるみたいに。
余りに宮ちゃんとの思い出が楽したったから、その分励ましが嬉しくて泣けちゃいました。
また一緒にバイクに乗りたいね!
とはいえ、あなたの人間離れした体力にはとてもついて行けないので私に合わせて大幅にペースを落として下さいませ、ぜひ。
真弓
もう10年前のことになるんですね。つい先日のことのようです。あれからまたオーディオ機器も入れ替えました。ぜひもう一度聞きにきてください。
隆
真弓ちゃん
私は今もまだ、あのイエティです。
絶対、山に走りに行こうね!!
下りはバツグンに真弓ちゃんの方が速いもんね。
遠藤さん
更にオーディオ機器がパワーアップされたのですか。
見たい!聞きたい!
行ける日を楽しみにしています。
失礼いたします。
"いつまでも好きなもの 自転車"
と検索しましたら、ヒットさせていただきました。
高校からロードに乗り、大学時代にワンデーで200キロ近く走りましたが
管理人さんのように、アメリカだろうが、フランスだろうが、どこまでも走れ気が(当時は)していました。
競技志向ではあるのですが、
管理人さんのように考えるところもあり、自転車で出会う人、出会う風景、いや、自転車で風を感じること自体がJAZZと考える日本人の一人です。学生時代は自転車と、JAZZ一色でした。
ろくにサークルにも入らず・・・
JAZZクラブで働こうとも考えた、現職・SIerです。
コラムを読ませて頂き、
久しぶりにロードレーサーでカッ飛びたくなりました。
久しぶりにロードレーサーで果てまで行きたくなりました。
管理人さんの文章の力にただただ感謝します。
力を頂ました。
ありがとうございました。
追記:
今の車種はCanonndaleです。
kenichiさま
コメントの返信が遅くなってすみません。
とっても嬉しいコメントありがとうございます!
長い期間をかけて、このブログを作って良かった
と思いました。
キャノンデ-ルはとても良い自転車ですよね。
一昔、一世風靡した自転車ですね。
kenichiさま
また、何処をかっ飛ばれたか教えて下さいね。
私にも元気わけてください!