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Day16 ハミルトンの街

Posted by on 2011/01/25
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今日のルート



ミズーリ州に入ったたら、道の雰囲気は変わるかと思ったが、相変わらず36号線をひたすら進む。途中、ハミルトンという街に自転車屋さんがあるらしいが…



この日はいつもより遅めの4時半にスタートする。昨日は250km以上も走ってしまい、流石にへとへとだった。最後の方は昼間なのに眠気がきていたぐらいだ。朝が少し遅いだけでもずいぶん楽だった。
僕らがモーテルを出ようとした時、ちょうどバイクのおっちゃん達もモーテルを出ようとしていた。
お前たちもやけに早いな?って言われたがそれはお互い様、この時間に距離を稼ぐのは一緒らしい。
せっかくなのでモーテルの前で一緒に写真を撮った。気をつけてと言って僕らはモーテルを後にした。



道はしばらく街の住宅街を走る。まだ辺りは暗く、皆寝静まっていた。
少し進むと家は少なくなってきた。暗闇のなか標識だけが浮かび上がっていた。僕らは36号線の標識を見つけ、再びその道を走り続けた。

バーガーキング

道は相変わらず完全に上下別車線。高速みたいになってきた。最初の街へ寄る為に、僕らは幹線道路を離れた。
いつも通りだとガスステーションで補給をするのだが、今回はその裏手にバーガーキングがあったので僕はそこのハンバーガーを食べた。M女史のある筋の情報によると、バーガーキングのバーガーはヤバいらしい。そんなものは都市伝説か何かだと思い、僕は大きなハンバーガーを頬張って食べたのであった。M女史は食べることはなかった。?

ハミルトンの郵便屋さん



その次にたどり着いたハミルトンという街。事前にインターネットで調べたところ、自転車屋さんがあるらしい。というわけで少し幹線道路から外れるのだが、その街に立ち寄ることにした。
しかしたどり着いたその街は、それほど大きな街ではないようだった。というのも郵便配達員は歩いて手紙を配っていた。建物は古いレンガ造りのものが多かった。
サブウェイがあったので中で自転車屋さんがないか聞いてみた。若いお姉さんが一人で店番をしていたが、残念ながらわからないようで申し訳なさそうにしていた。
外に出てキョロキョロしていたら、目の前に車が停まった。そこは交差点のど真ん中なのに、その車に乗ったおじさんは迷っている僕たちを見て停まったのだった。どうしたんだいと聞いてきたので、僕らは探している店の名前を告げた。

「その店ならちょっと前まではあったんだがなあ。今はもうないんじゃないかな。」

ということだった。
残念ながらこの街には自転車屋さんはなかったけれど、なんだかこの街は平和でみんな優しかった。街を離れる僕らに、さっきの郵便配達員はにっこりと笑いながら手を振っていた。

再びルート36




ミズーリでまともにたちよった場所はさっきの街ぐらいで、あとはひたすら36号を東へと走り通過しただけだった。
途中空軍施設らしいところの横を通り過ぎる。その前には飛行機のモニュメントがあった。

あやしいアイス第3弾



今日も昼前ぐらいからかなり暑い。たまに眠気も襲ってくる。今日もあまりの暑さにアイスタイムがやってきた。
今日のアイスは、白とピンクのブツブツアイス。今までに比べたらだいぶマシにみえる。このアイスは数日後M女史も食べていた。まあまあうまいという感想だった。

メーコン

200kmを超えたあたりでメーコンという街にたどり着いた。今日は出発が遅かったのもあるが、ずいぶんなアップダウンと眠気により、もう時間は5時をまわっていた。昼からの気温が高い時の走行時間が伸びると、体力の消耗もはげしかった。
この街にもあのリッチモーテルがあった。しかしなんと!リッチモーテルのくせにランドリーはなかった。しかも近くにはしょぼい雑貨屋とファストフードぐらいしかない。部屋は三階でエレベーターはない。上まで重たい自転車を運ぶのは大変であった。
でも受付のお姉さんが美人なのでよしとしよう。

ランドリー

洗濯は必須なので、受付のお姉さんにこの辺りにランドリーがないか聞くと、1マイルほど先にあるということだった。僕は聞いた情報を頼りにそのランドリーをさがした。ほんとに1マイルほど先にそのランドリーがあった。
そのランドリーは今までのものと少し違っていて、プリペイドカード方式だった。どうするのか迷っていたら、店の常連のおばちゃんがプリペイドカードの自販機を教えてくれた。5ドル入れるんだよと言われるままにお金を入れるとカードが出てきた。しかし、洗剤、洗濯、乾燥で3ドルしかかからない。残り2ドルは戻って来ない。は、嵌められた!というわけではないが、ちょっとショックである。残ったカードは記念に持って帰ることにした。

特盛コールスロー

僕が洗濯に行っている間に、M女史は晩ご飯を買いに行っていた。彼女は雑貨屋にある冷凍食品と、それだけでは物足りないからとモーテルの隣にあったケンタッキーに行ったのであった。彼女はお肉は食べないのでチキンを買うことはなかったが、僕はチキン大好きチキン野郎である。エネルギー切れの時チキンを食べたらよく復活したりする。しかし、その日の僕は疲れていたのかチキンを食べる気分ではなかった。なので、M女史はケンタッキーなのに、コールスロー2つとスコーンだけを買ってきたのだった。
そのコールスローサイズを見て、僕は驚いた。それは日本買えるサイズの3倍ぐらいあったのだ。大きなカップにコールスローはぎゅうぎゅうに詰められていた。食べてみると見た目以上に量は多く、他の物が食べれなくなりそうであった。
食後はいつものように空気入れの時間。力んで、コールスローがリターンしないように気をつける。その日はコールスローが夢に出そうだった。

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